福島県内では24日も朝から気温が上がり、塙町や伊達市梁川などでは30度以上の真夏日となりました。福島市では「つむじ風」とみられる突風が発生しました。

「つむじ風」とみられる突風(視聴者提供)



午前11時半すぎに福島市で撮影された映像では、グラウンド上に、渦を巻いた突風が発生しています。地表が温められた際に上昇気流が発生する「つむじ風」とみられています。

24日も福島県内は、高気圧に覆われて朝からグングン気温が上がりました。

末永万智アナウンサー「午前9時半の福島駅前です。強い日差しが照りつけています。あちらの気温計は30度を超えています」

TUF

最高気温は塙町で今年最高の30.8度、伊達市梁川や石川で30度の真夏日となり、多くの地点で6月下旬から8月上旬並みの暑さとなりました。消防によりますと24日午後5時現在、県内では2人が熱中症で救急搬送されたということです。

こうした中、消防隊員も熱中症対策です。いわき市では、現場で活動する消防隊員に向けた説明会が開かれました。

いわき市では去年4月〜10月の間に、統計を取り始めてから最も多い367人が熱中症で救急搬送されました。

現場への負担も大きくなることが予想されることから、いわき市消防本部では来月上旬から、ファンがついた感染防止服や、暑さ指数を測るアラーム付きの測定器を導入します。

いわき市消防本部は「隊員の負担を減らすことで、より適切で迅速な活動につなげたい」としています。