毎年、となみチューリップフェアと並ぶ富山の春を彩る一大イベントとして人気を誇ってきた「高岡といで菜の花フェスティバル」。生産農家の減少で今年は…。25年の歴史に幕を下ろしました。

一面に広がる黄色のじゅうたんが人気を集めていましたがことしは、この光景…。

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かつては菜種作りが盛んだった戸出地区ですが売り上げが伸び悩んだことなどから生産農家は年々減少し、現在は1軒のみになってしまいました。

地元住民「あそこに菜の花咲いているよね」って言っとったがいけど、今回全然見えなくて。どこか他人の家の畑の方がきれいだよねって」

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人手不足も影響し春のイベントはことしで終了することに。

実行委員会事務局長・清水隆男さん「寂しい思いやちゃ。それしかないわ。有終の美を飾りたい」

きょうは県内外から訪れた人々が菜種付きの風船1200個を一斉に飛ばし「高岡といで菜の花フェスティバル」は25年の歴史に幕を下ろしました。