この春の就職を希望している高校生の就職率は3月31日時点で富山県が99.9パーセントと、全国では福島県に次ぐ高さであることがわかりました。3位は福井県の99.8パーセント、全国は98.0パーセントでした。

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これは文部科学省の今年3月末時点の調査でわかったものです。調査対象の学校は国立、公立、私立の全日制、定時制含めた高等学校です。

その結果、富山県の高校生の就職率は99.9パーセントで、全国の98.0パーセントを1.9ポイント上回り、福島県に次ぐ2番目に高くなりました。

男女別で男子の就職率は去年より0.1ポイント低い99.9パーセント(全国は98.4パーセント)、女子は去年より0.2ポイント低い99.8パーセント(全国は97.2パーセント)でした。

学科別では総合学科が96.8パーセント。そのほか普通科、農業科、工業科、商業科、水産科、家庭科、看護科、福祉科はすべて100パーセントでした。

内定者数で最も多いのは工業科で699人、次いで普通科の408人、商業科の166人です。

富山県内の高校卒業者は8038人、就職希望者は1513人で、1511人が就職しました。

全国の高校生の就職率では最も低いのが沖縄県の90.7パーセント、次いで神奈川県の91.9パーセント、千葉県の95.3パーセントと続きます。

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