自民党の田畑裕明衆議院議員が先月29日取材に応じ、自身の政治資金パーティー問題について「説明が不十分だった」と述べました。この日出席した自民党の会合では、田畑議員が県議らに謝罪して回り一連の問題の火消しに走る動きも見られました。
おととい、自民党県連と新田知事の政策協定の調印式に出席した自民党、富山1区選出の田畑裕明衆議院議員。
調印式を前に、出席者した県議ら1人1人のもとを回り、一連の問題を謝罪しました。
田畑議員：「ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございません」
田畑議員を巡っては、先月開催予定だった政治資金パーティーの案内状に「ご入金のみ」の項目があり、専門家から違法な寄付の呼びかけに当たると指摘されていました。
田畑議員は「ご入金のみ」の記載について党本部や法律の専門家に問い合わせたが、「何ら指摘を受けなかった」と違法性を否定しています。
調印式後に取材に応じた田畑議員は中止した政治資金パーティーの会費2万円について返金手続きを進めていると説明しました。
田畑議員：「相手もいらっしゃいますが、返金に向けて手続きを行っておりまして、そういう状況でございます」
田畑議員は先月26日に開かれた自民党富山市連の会合で一連の問題について説明し、謝罪。
しかし、出席者からは「対応が不十分だ」といった批判の声が相次いでいました。
田畑議員：「大変あの私の説明も含めてですね。不十分だったということに対しては大変反省してるところでありますので、信頼回復のために一生懸命頑張っていきたいと思いますし、非常に不快な思いをされた方に対してはおわびを申し上げたいと思っております」
