山形県南陽市で起きた山火事はきょう、消火活動4日目を迎えています。

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倉内奈津美 記者「きょうの現場は雨が降っています。これが恵の雨となるのか、今後の消火活動にどう影響するのか注目です」

今月4日に南陽市宮内の秋葉山で発生した山火事。

これまでに70代男性がやけどをしたほか、山頂付近の小屋とトイレが全焼する被害が出ています。また、市では、2つの地区の148世帯410人に避難指示を出しています。

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きょうは、自衛隊や県の防災ヘリ合わせて4機で消火活動が行われていますが、雨や雲などの影響で1回目の5時のフライトが中止となり、空からの放水は6時に始まりました。

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地上からも消防や消防団などおよそ130人体制で消火活動にあたっています。

南陽市によりますと、山は北側に延焼が見られ、焼失面積は、きのう正午現在の135ヘクタールから、きのうの夜7時現在では、137ヘクタールとなっています。

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南陽市 白岩孝夫 市長「延焼範囲の拡大はだいぶ食い止められている。恵みの雨ですね。雨を生かし、人事も尽くして市民の安全を守りたいと思います」

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山火事はまだ鎮圧とはならず、午後も消火活動が続けられます。

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