テレビ愛知

愛知県は、県内の公立中学校で、教員に代わり休日の部活動の指導を担う人材を確保しようと、5月1日から新たなマッチングシステムの運用を始めました。このシステムは、ウェブサイト上で部活動の指導を希望する人と、指導者を求める学校や地域クラブとをマッチングするものです。システムの登録は無料で、名古屋市を除く県内53市町村が指導者の募集を行っています。

愛知県ではいま、教員の働き方改革などのために部活動の地域移行を進めていますが、指導を行う外部人材の不足が問題となっていました。市町村からは地域を横断して指導者の募集をしてほしいという声が上がっていたということです。

愛知県の大村秀章知事は、2週間で500人程度の登録を見込んでいるとして、「愛知県は企業の実業団が多い。ぜひ多くの人が指導者として活躍してほしい」と話しました。