名古屋三越栄店の屋上で取り組んでいる「養蜂プロジェクト」が2年目を迎えました。2024年は蜂蜜の量を増やすため、ミツバチの飼育環境の改善などを進めています。

5月23日は北名古屋市の幼稚園児100人が見学に訪れて、ガラスケースに入った蜂の巣を見たり、蜂蜜を味わったりしていました。

参加した園児:
「おいしい。キャラメルっぽい味」

2023年は約2万匹のミツバチを飼育し、10キロほどの蜂蜜が採れましたが、課題も…

養蜂に取り組む名古屋学院大学 水野晶夫教授:
「2023年はすごく暑かったので、ミツバチたちが途中で弱った。蜂蜜の量も想定していたよりは採れなかった。2024年はそういうことがないように、ひさしを付けて、日陰をつくったりした」

2024年は暑さ対策をしながら、飼育するミツバチを1.5倍の約3万匹に増やし、収穫する蜂蜜の量も6倍の60キロを目指しています。採れた蜂蜜は名古屋三越で9月下旬ごろから販売する予定です。