愛知県稲沢市にある「Cafe＆Dining The はる」は、朝7時のオープン直後にも大行列ができる人気喫茶店。3年前のオープン以来、毎日多くのお客さんが店を訪れています。
特にお客さんたちがお目当てにしているのが“充実しすぎ”といわれるほどのモーニング。喫茶店激戦区の稲沢市で愛される「Cafe＆Dining The はる」の人気の秘密を探ります。
モーニングは50種類以上
お客さんが目当てにするのは、充実したモーニング。それもそのはず「Cafe＆Dining The はる」には50種類以上ものメニューが用意されているんです！ トーストだけでも定番のあんバターやピザトースト、はちみつホイップや生しぼりレモンはちみつなど全13種類がラインアップ。
50種類以上もあるモーニングの中には、新鮮な生マグロの刺身にご飯、みそ汁、小鉢が付いた「生まぐろ刺身膳」も。常連客の話によると「運が良ければ中トロが付いてくる」こともあるそうです。もちろんモーニングなので、お代はドリンク代のみ！
さらに通常のモーニングで物足りない方は「追いモーニング」も可能。「生まぐろ刺身膳」にマグロの刺身を追いモーニングすれば、朝から超充実の刺身定食を堪能できます。
喫茶店の域を超えた本格的なランチ
モーニングで人気を集める「生まぐろ」はランチタイムの定食としても楽しめます。「生まぐろ刺身膳ランチ」には生マグロやエビの刺身に、オシャレな小鉢が5種類とご飯、みそ汁が付く喫茶店とは思えないほど豪華な内容。厚切りの生マグロのおいしさは「こればっかり頼む」という常連さんもいるほどです。
マグロ以外のランチメニューもお客さんに大好評です。本格的な天ぷらが盛り合わせとなった「季節の天ぷら膳ランチ」は、喫茶店のランチとは思えないほどの本格派。こだわりのオリジナルスパイスがきいた「若鶏のからあげ膳ランチ」には野菜たっぷりなので、女性客から支持を集めています。
妻の負担を減らすために昼営業へ転進
お客さん大喜びのモーニングやランチの料理をほぼ1人で受け持つのが店のマスターである中西治夫さん。飲食店の厨房は戦争のように忙しいため、名刺には「Soldier」と肩書きをつけています。
マスター兼ソルジャーの中西さんはもともと和食のスペシャリスト。当時から関係のあった仕入れ先から、新鮮な生マグロを割安で安定的に仕入れることができるそうです。
そんな中西さんは「グループ内に同じデザインの器を使わない」と器1つにも心血を注ぎます。味はもちろん、美しさにも余念がない中西さん。ソルジャー兼アーティストとして今日も厨房からお客さんを喜ばせます。
【取材協力】
「Cafe＆Dining The はる」
住所：愛知県稲沢市北島町江崎7−3
営業時間：7:00〜16:00
定休日：日曜・祝日 ※時々営業
