大手銀行3行の春闘は大幅な賃上げの回答や妥結が相次いでいます。

 三菱UFJ銀行は28日、行員1人あたり1万円以上のベースアップを含む8.5%を超える賃上げを9月から実施することで労働組合と妥結しました。

 34年ぶりの高い水準で、中期経営計画を上回る利益達成の報奨金を最大15万円支給するほか、管理職に対して株式交付による報酬も新設するとしています。

 三井住友銀行も27日にベアや賞与の増額などを含む7%程度の賃上げで労組と妥結し、所属長らへの株式報酬制度を新たに導入することを明らかにしています。

 また、みずほ銀行は3%のベアや賞与分などを含めて7%を超える賃上げを労組に回答しているということです。