流通大手のイオンは2024年度の売上高が10兆円の見通しであると明かしました。

 イオンの去年3月から今年2月までの1年間の決算は、売上高にあたる営業収益が9兆5535億円であったと発表しました。

 本業のもうけを示す営業利益は2508億円で、営業収益とともに過去最高となりました。

 最終のもうけを示す純利益は446億円で、前の年度と比べて2倍以上になりました。

 総合スーパー事業の業績改善や、小型スーパー「まいばすけっと」の大幅な増益が牽引(けんいん)しました。

 また、2024年度は売上高が初めて10兆円を超える見通しであると明かし、達成すれば小売業としてはセブン&アイ・ホールディングスに続き国内で2社目となります。