消費者庁は機能性表示食品の届け出のある事業者から35製品、延べ147件に健康被害の報告があったと発表しました。

 消費者庁は機能性表示食品の届け出のある約1700の事業者に調査を行っていて、12日に18製品、延べ117件の健康被害の報告があったと発表していました。

 新たに17製品、30件の報告があったことを18日に発表し、合わせて35製品、延べ147件になりました。

 直ちに対応が必要な製品はないとしています。

 また、小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」の5件の健康被害も含まれていますが、死亡事例はないということです。

 消費者庁は19日、機能性表示食品の健康被害の情報の報告を義務化するかなどを議論する検討会を開き、5月末までに取りまとめを行う方針です。