人材不足に悩む成田空港が、従業員をつなぎとめるためのイベントを開催することになりました。

■「ゲームとかどうですか」若手の発案で

利用者は増加の一方…成田空港

 日本の空の玄関口、成田空港。インバウンド需要が回復し、利用者は増加する一方です。

 22日、その片隅にある会議室に若いスタッフが集まっていました。

若手スタッフ
企画会参加者
「キャッチコピーが『#絆と書いてパスと読む』です。この大会を通じて、絆をつなげられたらいいなという思いを込めました」
様々な所属会社

 よく見ると、メンバーの所属会社はバラバラ。広い成田空港で、普段は顔を合わせることもありません。

 仕掛け人は、空港会社の戦略企画室長です。

成田空港会社 片山敏宏戦略企画室長
成田空港会社片山敏宏戦略企画室長
「辞める人多いんだよとか、みんな問題意識は持っているんですけど。じゃあ何やるんですかっていうのが、意外と具体案が出てこなかったので。その中で若手が『ゲームとかどうですか』と言ったので、やってみたらっていう感じです」

 成田空港で深刻な問題となっている人手不足。特に、搭乗手続きや荷物の積み込み、航空機の誘導などを担う部門は全く人が足らず、急増する航空需要を取り込めていません。

人材不足で受け入れが…
片山戦略企画室長
「昨年の秋ぐらいからお客さんがすごく戻ってきた時に、150便新しく就航したいという時があったんですけど。実は、3分の2ぐらいしかうちの人材不足で受け入れられなかった」


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