2022年末をもって歌手活動を休養している氷川きよし(46)が、今年3月31日をもって、所属していた長良プロダクションから独立していたことが27日、同社の公式サイトで発表された。
公式サイトは「この度、氷川きよしは2024年3月31日をもちまして、弊社より独立致しましたことをご報告申し上げます」とした。
さらに「24年間という長きにわたり、多くのファンの皆様、並びに関係者の皆様に支えていただき、改めて心より感謝申し上げます。2023年1月からの休養期間を経て、これまでの歌手としての活動を基に、新たな氷川きよしの世界への新たな飛躍を目指し、活動を再開し新たな一歩を踏み出すことになりました」と続けた。「弊社も氷川きよしが新たな挑戦を成功させることを願っております」としている。
氷川は独立の発表にあたり、「引き続き、初心を忘れず、自分らしく、歌い続けていきたいと考えております」とコメントしている。
氷川は2000年、ビートたけしが芸名・氷川きよしの名付け親となり、「箱根八里の半次郎」で歌手デビュー。甘いマスクで女性を中心に人気を獲得、同シングルは170万枚のセールスを記録して日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、年末のNHK「紅白歌合戦」に初出場した。以後、若手演歌歌手の旗手的存在として活躍。2005年、史上2人目の日本有線大賞3年連続受賞。06年「一剣」で日本レコード大賞を初受賞、演歌では13年ぶりの快挙だった。22年12月31日をもって、無期限の歌手活動休止に入っていた。