人気歌手がドラマや映画で俳優として活躍する場合が多く、さまざまな名演技を披露してきました。そこで、今回は、俳優活動を見てみたい男性歌手のランキングを作成しました。

All About ニュース編集部は3月22日〜4月5日、全国の10〜80代の男女449人を対象に「俳優活動を見てみたい歌手」に関するアンケート調査を実施。今回は、「男性歌手」のランキングを紹介します!

■2位:藤井風

2位は藤井風さんでした。中学生のころからYouTubeなどで楽曲の動画を配信し、2020年5月には1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』をリリース。2021年には、日産スタジアムでの無観客ライブをはじめ、『NHK紅白歌合戦』に初出場するなど、高い音楽性が全国的に知れ渡ります。

ドラマ主題歌やCMソングなどを手掛け知名度をあげる一方、『死ぬのがいいわ』がストリーミングサービスで世界的なヒットを記録。海外公演を成功させるなど、日本を代表する歌手として成長を遂げていきます。

そんな藤井さんは、『花』が主題歌に採用されたドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)に楽曲を弾き語りする形でサプライズ登場したことも。魅力的なビジュアルをしている藤井さんは、高い表現力を生かして俳優としても活躍できそうです。

回答者からは、「ミステリアスで神秘的な雰囲気をもっているので、役によってはかなりハマると思う」(30代女性/宮城県)、「雰囲気があって演技も上手そう」(30代女性/茨城県)、「独自の世界観があるイメージ。役者としてどのような表現をするのか見てみたい」(30代女性/山形県)などの意見が寄せられました。

■1位:米津玄師

1位は米津玄師さんでした。「ハチ」名義でボカロシーンにて人気を集めた後に、2012年から本名の「米津玄師」として活動を開始。メロディアスで独創的な楽曲を多く制作し、ドラマの主題歌として描き下ろした『Lemon』が大ヒットを記録します。

その後も映画やドラマの主題歌を多く手掛け、数々の大ヒット曲を発表。菅田将暉さんの『まちがいさがし』や、小学生ユニット・Foorinの『パプリカ』の楽曲制作も担当するなど大活躍します。2022年に発表した『KICK BACK』は、日本人として初の「Spotify Global 50」にランクインするなど、常に注目を集める歌手です。

現在は、新曲の『さよーならまたいつか!』を、NHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌として提供。メディア露出が珍しい米津さんだけに、演技を見てみたいファンが多く投票しました。

回答者からは、「独特の世界観の歌を制作しているので、演技した場合はどのような表現をするのか気になる」(50代女性/佐賀県)、「不思議な雰囲気で映画などハマり役がありそう」(30代女性/福岡県)、「ミステリアスなのでキーパーソン的な役が見たい」(40代女性/埼玉県)などの意見が寄せられました。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。