去年7月の大雨で浸水被害を受けた福岡県久留米市の災害拠点病院に防水壁が完成しました。

 災害時の救急医療の拠点として指定されている田主丸中央病院は、去年7月の大雨で床上30センチまで浸水し、医療機器が水没して外来診療をおよそ1週間停止しました。

 その後、病院ではおよそ8億5000万円を費やして水害対策を行い、去年の水位より40センチ高い防水壁を整備しました。

 今月29日は病院の職員らが防水壁に止水板を設置する訓練を行い、改めて防災意識を高めました。