教育現場の教師の長時間労働についてです。

■“卒業の定番”が廃止

神戸市内の公立小学校では、今年度から『卒業文集』を廃止しました。文集の作成にかかる時間の確保が難しいという理由です。
神戸市教育委員会の担当者は、「卒業文集の作成は、教員も子どもも負担が大きい。テーマ決めに、添削、ペンでの清書など、自分が教員時代は、国語の時間を10時間ぐらい使ったこともある」と話しています。

■他にも“学校の定番”廃止

新宿区立西新宿小学校では、宿題、通知表、頻繁に実施していた単元テストを原則廃止しました。教師の残業時間を削減する目的です。この小学校では、宿題の代わりに、興味を持った事柄を自ら調べる自主学習を推奨しています。
また、通知表や単元テストの代わりに、学校独自のテストを企業と作成して、年に数回実施して児童の学習の進みを確認するということです。

様々なものが“廃止”されることに賛否両論です。

30代の女性
「宿題が無いのはビックリ。卒業文集は見返さないが、製作する時間は大事なのでは」
40代男性
「宿題はあった方が良い。文集も思い出としてあった方がいい」
30代女性で育休中の教師
「通知表は母目線だと見たいが、教師目線だとすごく負担が大きい」


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