岸田総理大臣は4月に熊本県を訪問し、台湾に本社を置く半導体製造メーカー「TSMC」の工場を視察する方向で調整していることが分かりました。

 政府は電子機器などに使われる半導体を経済安全保障の観点から重要な物資だとして国内の生産基盤の強化を目指し、TSMCに対して最大で1兆2000億円規模の支援を決めています。

 政府関係者によりますと、岸田総理は4月6日にも熊本県内で2月に開所したばかりの工場を視察する方向で調整しています。

 TSMCは熊本県内に第2工場を建設する計画も発表しています。