上川外務大臣は、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)のラザリーニ事務局長と会談し、停止している資金拠出の再開に向けて調整していくことで一致しました。

上川外務大臣
「より確かな形で信頼を取り戻し、その役割を果たせるような具体的な取り組みをUNRWA自身が進めることが何より大切であります」

 上川大臣は、UNRWAの複数の職員がハマスによるイスラエルへの攻撃に関与した疑いを巡り、再発防止に向けて実効的な措置を取るよう要請しました。

 ラザリーニ事務局長からは、組織の透明性や中立性を確保するための具体的な対策を説明し、上川大臣は、評価する考えを伝えました。

 日本政府は、4月前半にも資金拠出を再開することで調整しています。