ブラジルを訪問中の岸田総理大臣とルラ大統領が首脳会談を行いました。アマゾンの森林保護に向けた協力などを確認したものとみられます。

 岸田総理は2カ国目の外遊先であるブラジルに到着し、日本時間の3日午後10時ごろからルラ大統領との首脳会談に臨みました。

 ブラジルは「グローバルサウス」と呼ばれる新興国や途上国の代表格で、関係強化が狙いです。

 両首脳はアマゾンの森林保護に向けて日本側から約4億円の基金への拠出を確認するほか、脱炭素社会に向けた協力文書などに署名する予定です。

 日本時間の4日朝には南米で唯一、台湾を承認して外交関係を持ち、中国と距離を保っているパラグアイを訪問し、首脳会談に臨む予定です。