経営破綻した暗号資産交換所大手「FTX」の詐欺事件を巡り、ニューヨーク連邦地裁は創業者のサム・バンクマンフリード被告に懲役25年の判決を下しました。

 FTXの創業者、サム・バンクマンフリード被告を巡っては去年、検察が約80億ドル、1兆2000億円規模に及ぶ顧客の資金を流用したとして懲役40年から50年を求刑していました。

 アメリカメディアによりますと、ニューヨーク連邦地裁は今月28日、バンクマンフリード被告に対して懲役25年の判決に加えて110億ドル、1兆6600億円余りの資産を没収すると言い渡しました。

 法廷でバンクマンフリード被告は顧客に被害を与えたことを認め、FTXの従業員らにも謝罪したということです。

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