ロシアが併合したクリミア半島沖で炎上した戦闘機が落下していく様子をカメラが捉えました。機体の不具合による墜落の可能性もあります。

 SNSに投稿された映像には戦闘機が火を噴きながら、黒煙とともにらせんを描きながら落下する様子が映っています。

 AP通信によりますと、28日、ロシアが実効支配するクリミア半島の沖でロシア軍の戦闘機「Su27」が墜落したということです。

 戦闘機のパイロットは墜落前に脱出し、海岸から200メートル離れた場所で救出されました。

 戦闘機が墜落した原因は明らかになっていません。

 ロシアの軍事専門家は、戦闘機の墜落は機体の技術的な不具合や味方の誤射の可能性を指摘しています。