17日 朝、浜松市中央区では1時間の雨量が4月の観測史上最大となるなど非常に激しい雨が降りました。また、強い風であおられた車が横倒しになり、男性1人が軽いけがをしました。

気象庁などによりますと、大気の状態が不安定となった影響で、浜松市中央区では、午前5時ごろまでの1時間で54.5ミリの非常に激しい雨が降り、4月の観測史上最大となりました。

警察や浜松市によりますと、浜松市中央区都盛町では、ガソリンスタンドに止まっていた軽自動車2台が突風の影響で道路上に横倒しになり、バイクに乗って信号待ちをしていた60代の男性にぶつかり男性が軽いけがをしたということです。

(ガソリンスタンドの従業員)

「普段、車はここに置いてあったんです。その車が2台とも道路んも中央分離帯の所、あの辺りまで吹っ飛んでまして、完全に横転している状態で」「まさか、風で車が飛ぶなんて思ってもいなもんですから」

この被害を受けて、現場には午後から気象庁の機動調査班が訪れて調査を行いました。

(気象庁 機動調査班)

「軽自動車が飛ばされて横転してますので、かなり強い突風が吹いたことは間違いないと思います」「持ち帰った情報を解析しますが、今のところ現象の特定は難しい状況ではないかと思っています」

また、午前6時前には東名・三方原スマートICが落雷によるETC設備の障害で一時閉鎖するなど大雨による影響が発生しました。