金曜夜7時25分からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【超お宝!巨大!感動!2時間半ちょっとSP】を放送。

「テレ東プラス」では、3月15日(金)に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。

【動画】築200年!国の指定重要文化財の屋敷の「開かずの箪笥」

リポーターのいかちゃんがやって来たのは、奈良県橿原市今井町。築200年という歴史ある元商家・高木家の屋敷に、開かずの“箪笥”が眠っているそう。

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1800年代初頭から大正時代まで、造り酒屋を営んでいた高木家。趣のある建物は国の指定重要文化財に指定され、現在は屋敷の一部を一般公開しています。

依頼主の高木さんによると、商業都市として栄えていた今井町の中でも、かなりの豪商だったそう。大名がこっそりお金を借りるための隠し玄関まであり、いかちゃんもビックリ!

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屋敷内にも、繁栄の名残がそこかしこに。名工の作った火縄銃や、寛永通宝などの通貨、江戸時代から昭和にかけての貴重なお宝が数多く保存されています。

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若かりし頃の天皇陛下の写真も飾られていました。約40年前、当時大学生だった天皇陛下が勉強のために今井町を訪れ、なんとこの屋敷で休憩したそう。高木さんから「私が(天皇陛下に)お茶を出しました」と驚きの発言も!

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そんな高木家にあるのは、開かずの金庫ならぬ、開かずの“箪笥”。
江戸時代に作られたもので今も使用していますが、中央部分だけ開きません。
屋敷内にある別の箪笥には、昔のお札や190枚もの古銭が保管されていたため、この箪笥にもお宝が眠っている可能性が!開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。
玉置の見立てによると、こちらは「バネ錠」と呼ばれる錠前で、金庫と比べて難易度は低め。

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いよいよ開錠作戦スタート!
いかちゃんがこれまでにリポートした開かずの金庫では、100%の確率で中身が入っていたため、高木さんは「大判小判でも出てきたら…」と期待します。

玉置は難なくバネ錠を攻略し、わずか7分で開錠成功!果たして、中には何が?

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扉の中には上下2つの引き出しが。上の引き出しを開けると、昭和45年に撮ったと思われる写真のネガフィルムが入っていました。

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その他、木製の松ぼっくりのオブジェが2個と、がま口の財布に1銭硬貨と10銭硬貨が1枚ずつ、ネガももう1つ隠れていました。

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下の引き出しには、江戸〜昭和中期に使われていた竿秤や、障子紙の切れ端が保管されていました。

後日、気になるネガを現像したところ…

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今は亡き高木さんの夫と義父が親戚と集まっている様子や、旅行先で撮影したと思われる観光地などが収められていました。

これまで見ることができなかった自身が嫁ぐ前の光景に、「開いて良かったです」と高木さん。ロマンと思い出が溢れる箪笥開錠でした!