金曜夜8時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【開かずの金庫&ナゼ秘境駅へ?&超激レア食材】を放送。

「テレ東プラス」では、4月5日(金)に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。

【動画】元高級遊郭に眠る開かずの金庫!中には一体何が!?

リポーターの岡野陽一がやって来たのは、京都府八幡市。築100年ほどの歴史がある建物に、開かずの金庫があるそう。

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依頼主は、日本の文化や建築が大好きな中国出身の政倉さん。
昭和10年に建てられたこの建物は、歴史的な価値がありながら、取り壊される運命にあったそう。それを知った政倉さんは、この建物を守るべく一念発起!6年前に自宅のマンションを売却し、残された家財道具ごと3000万円で購入しました。内装は、繊細に彫られた欄間や屋久杉製の戸など、現代では作ることが難しい様式。他にも、今なら数百万円の価値があるという黒柿の箪笥や、貴重な美術品など、元の持ち主が残したお宝が溢れています。

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和洋折衷のモダンなエントランスは建築当時のまま。奥に見える部屋は、家主が来客を出迎えた際に偉そうに見えないよう、あえて鴨居が低く造られています。この構造、建物の歴史と関係が。

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実はこちら、元は遊郭の貸座敷として造られた建物。この辺りはかつて「橋本遊郭」と呼ばれ、最盛期には80軒以上もの妓楼(遊女を置いて客を遊ばせる家)が並び、600人以上の遊女が働いていました。
2階には、和傘をイメージした華やかな天井やたくさんの小部屋があり、妓楼時代の面影が残っています。

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政倉さんはここで遊郭時代の造りと雰囲気を生かした旅館を営む傍ら、中国伝統の体調回復術「火療」の治療院を経営。ここ数年は、映画「鬼滅の刃・遊郭編」のヒットで遊郭が注目を集め、来客数が増加しているそう。

ところで、肝心の開かずの金庫はどこに?

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実は政倉さん、半年前に中国の実家を売り、別の元妓楼を2軒も購入!
貴重な建物を残したいという思いから、借金までして「つい買ってしまった」そうで、その豪快さに岡野は大笑い!開かずの金庫は、半年前に買った旧「加島楼」の押し入れにありました。

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こちらが元妓楼に眠る開かずの金庫。元の持ち主が使っていた部屋にあり、3ヶ月前、政倉さんご夫婦が改装の準備中に見つけたそう。
鍵がないため中身は分かりませんが、元妓楼の金庫となれば、お宝が入っている可能性も!

開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。
玉置の見立てによると、鍵とダイヤルの二重ロック式で、ダイヤルの組み合わせはなんと1億通り!

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いよいよ開錠作戦スタート!
金庫の端には紙状の何かが挟まっており、政倉さん夫婦と岡野の期待も最高潮に。

玉置はやや苦戦しつつ、作業開始から1時間で開錠に成功!中には一体何が?期待を込めて扉を開けると…

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残念!中身は空っぽでした。
金庫に挟まっていたのは、小さな紙の切れ端。「コレだけ!?」と嘆く夫・ハッサンさんに、政倉さんは「これから頑張って1億円を入れます!」と宣言。政倉さん夫婦の夢が詰まった金庫開錠でした!