ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、セビージャvsユベントスが18日に行われ、2-1でセビージャが勝利した。この結果、2戦合計スコア3-2でセビージャが決勝に進出している。

先週行われた1stレグではユベントスが後半追加タイム弾で引き分けに持ち込んでいた一戦。

3季ぶりの決勝進出を目指す、EL最多6度の優勝を誇るセビージャは1stレグで負傷交代したオカンポスが先発。1stレグ同様のスタメン、[4-2-3-1]で臨んだ。

対するユベントスはケアンをスタメンに抜擢。ディ・マリアと2トップを形成し、[3-5-2]で臨んだ。

立ち上がりからセビージャが圧力をかけた中、15分に劣勢のユベントスが最初に決定機。CKからガッティのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKボノのセーブに阻まれた。

ひやりとしたセビージャは24分、右クロスにオカンポスがダイビングで合わせたヘディングシュートはGKシュチェスニーのビッグセーブに阻まれる。

その後、ディ・マリアに好機を許したセビージャはGKボノが防ぐと、30分にはアクーニャが強烈なミドルでGKシュチェスニーを強襲。33分にはケアンのシュートがポストに直撃して再びひやりとしたセビージャだったが、怯むことなく攻勢をかけると、オリベル・トーレスのヘディングシュート、オカンポスのダイレクトシュートでGKシュチェスニーを強襲していった。

追加タイムにはオリベル・トーレスがボックスぎりぎりの位置でクアドラードのファウルを受けたかに思われたが、VARもノーファウル判定を下し、PKはなくゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半もセビージャが押し込む流れの中、55分にユベントスにビッグチャンス。ケアンのヘディングでの落としを受けたラビオがボックス左まで独走。しかしシュートは枠を捉えきれなかった。

さらに58分、FKの流れからブレーメルがヘディングシュートでゴールに迫ったユベントスは、ヴラホビッチとキエーザを投入。すると2分後、ラビオのヘディングでのパスを受けたヴラホビッチがDF2人をかわして前進。ボックス内に侵入し、チップキックシュートでGKボノを制した。

しかし71分、セビージャも交代選手が大仕事。バイタルエリア中央でパスを受けたスソがボックス手前左から左足を一閃。強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。

追いついたセビージャが後半終盤にかけては猛攻に出ると83分、スソが直接FKでGKシュチェスニーを強襲。89分にもブライアン・ヒルがオンターゲットのシュートを放てば、90分のエン=ネシリのヘディングシュートも枠を捉えたが、いずれもシュチェスニーのビッグセーブに阻止され、1-1のまま延長戦に突入した。

それでも延長前半5分、セビージャが押し切る。ブライアン・ヒルの左クロスからラメラのヘディングシュートが決まった。

迎えた延長後半、10分にアクーニャが遅延行為により2枚目のイエローカードを受けて退場となったセビージャだったが、2-1で逃げ切り。激闘を制し、3季ぶり決勝進出を果たした。

準決勝はレアルvsシティのリーグ王者対決にミランvsインテルのミラノダービー
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