リバプールからの退団が決まっている元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(37)が、今回の去就に対する自らの想いを明かした。イギリス『ミラー』が伝えている。

2015年夏にマンチェスター・シティからリバプールへと移籍したミルナーは、ユルゲン・クロップ監督の下で頼れるベテランとして活躍してきた。中盤やサイドバックなどを幅広くこなし、精神的支柱としてもチームを支えた。

今季もここまで公式戦42試合に出場しているが、今夏に満了となる契約は更新されず。クラブは公式にミルナーのシーズン終了後の退団を発表している。

ブライトン&ホーヴ・アルビオンやリーズ・ユナイテッドが新天地候補として噂されている中、ミルナーはクロップ監督からリバプール残留を望まれたことや、クラブ側が退団を決めたことを明かしている。

「監督が僕を引き留めようとしたんだからそれで良いんだ。それこそ選手が望んでいることだ」

「確かなのは、クラブが異なる決定を下したということだ。僕の頭の中では良いタイミングだと感じていたから、こうなったことには満足しているよ」

「クラブからその連絡を受けたのは、大体3週間ほど前のことだったと思う」

「自分の中ではすでに出て行くと決めていたのかもしれない。それまでは何も聞いていなかったからね」

「サッカーは続けるし、(いつか)コップ(リバプールファン)の前に戻ってくる可能性もある。それも選択肢の1つだよ」

ミルナー自身も退団するならこのタイミングではないかと以前から考えていたとのこと。引退後は指導者としての道を歩むことも考えている様子のミルナーだが、再びアンフィールドで戦う姿が見られるかもしれない。

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