最終節での大勝も実らず、イギリス女子代表のパリ・オリンピック出場の可能性が絶たれることとなった。

現在、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)が開催中。5日にイングランド女子代表はスコットランド女子代表と対戦し、0-6で圧勝を収めた。

グループ首位の4カ国が準決勝に進め、開催国であるフランス女子代表を除く上位2カ国が出場権を獲得できるレギュレーション。

女子ワールドカップ(W杯)でスペイン女子代表に敗れたものの、準優勝を果たしたイングランド。スコットランド相手に強さを見せ、グループ首位に立ったと思われたが、同じグループのオランダ女子代表がベルギー女子代表に4-0で勝利。後半アディショナルタイムに2ゴールを決めた結果、勝ち点12で両国が並んだものの、得点数でオランダがわずか「1」上回り首位に立ち、準決勝進出を決めた。

ゲーム前、イングランドは得点で「2」オランダを下回っていたため、最低でもオランダを3ゴール上回っての勝利が必要な状況だった。

そんな中で6ゴールを奪っての勝利となったが、オランダがまさかの4ゴールを記録。イングランドの夢は絶たれることとなった。