日本サッカー協会(JFA)は14日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けた日本代表メンバー26名を発表した。

アジアカップ2023ではベスト8で敗れ、優勝候補筆頭に挙げられながらも失意の中で終わることに。一方で、アジア2次予選では連勝スタートを記録している中、21日に国立競技場で、26日にはアウェイ・平壌の金日成スタジアムで北朝鮮代表との連戦を行う。

2011年以来13年ぶりに北朝鮮で試合を行うことも話題となっている中、日本は4連勝を飾り、早々に2次予選通過を決めたいところだ。

その日本だが、MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、DF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)が今季絶望の負傷、MF旗手怜央(セルティック)もアジアカップで負った負傷から復帰しておらず招集外に。また、トレーニングに復帰しているDF冨安健洋(アーセナル)も見送られることとなった。また、性加害問題が報じられ、アジアカップを途中離脱したMF伊東純也(スタッド・ランス)も招集が見送られることに。現在は訴訟に発展しているが、クラブではこれまでと変わらずプレーを続けているだけに、異例の対応とも言える。

一方で、横浜FCから2023年夏にNECナイメヘンへと移籍し、エールディビジで23試合8ゴールを記録しているFW小川航基が2019年12月以来の招集を受けることとなった。

さらに、カタールW杯を最後に招集されていなかったDF長友佑都(FC東京)も復帰。また、アジアカップは招集されなかったMF田中碧(デュッセルドルフ)、MF相馬勇紀(カーザ・ピア)も復帰した。

◆日本代表メンバー
GK
前川黛也(ヴィッセル神戸)
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー)

DF
長友佑都(FC東京)
谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール)
板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)
渡辺剛(ヘント/ベルギー)
町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)
毎熊晟矢(セレッソ大阪)
伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)
橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド)
菅原由勢(AZ/オランダ)

MF/FW
遠藤航(リバプール/イングランド)
浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)
南野拓実(モナコ/フランス)
守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)
相馬勇紀(カーザ・ピア/ポルトガル)
小川航基(NECナイメヘン/オランダ)
前田大然(セルティック/スコットランド)
堂安律(フライブルク/ドイツ)
上田綺世(フェイエノールト/オランダ)
田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
川村拓夢(サンフレッチェ広島)
中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)
佐野海舟(鹿島アントラーズ)
久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)