20日、明治安田J3リーグの10試合が各地で行われた。

無傷の開幕4連勝で首位に立つFC今治は、2勝1分け1敗とこちらも悪くないスタートを切っているFC岐阜をホームに迎えた。幸先良くリードを奪ったのはアウェイの岐阜。7分に波状攻撃の流れから田口裕也がヘディングシュートを決めると、12分にも田口が右足で流し込み、一気に2点差とした。

そのまま試合を折り返すと、後半はスコア動かず0-2のまま試合終了。岐阜がアウェイでの今シーズン初勝利を手にした一方、今治は連勝が「4」でストップした。

3勝1分けで今治の後を追う2位・FC大阪は、未だ勝利なしのギラヴァンツ北九州とのアウェイゲーム。FC大阪はショートカウンターやロングスローからゴールに迫ったが、無得点のままハーフタイムを迎える。

後半に入ると秋山拓也の強烈な左足ロングシュートが飛んだが、クロスバーに直撃。対する北九州も最後までネットを揺らせず、ゴールレスドローで勝ち点「1」を分け合う結果に。FC大阪は勝利こそ逃したものの、無敗を継続した。

その他、ここまで3試合を戦って3勝の大宮アルディージャは、2勝2分けのSC相模原とドロー決着。勝ち点「9」で大宮と並んでいたアスルクラロ沼津は、終盤の川又堅碁のゴールで追いつき、テゲバジャーロ宮崎との一戦を引き分けに持ち込んでいる。AC長野パルセイロ、カターレ富山、奈良クラブは今シーズン初勝利をあげた。

◆明治安田J3リーグ第5節
3/20(水)
ガイナーレ鳥取 1-1 カマタマーレ讃岐
FC今治 0-2 FC岐阜
ギラヴァンツ北九州 0-0 FC大阪
AC長野パルセイロ 2-1 福島ユナイテッドFC
松本山雅FC 1-0 いわてグルージャ盛岡
カターレ富山 1-0 ツエーゲン金沢
テゲバジャーロ宮崎 1-1 アスルクラロ沼津
奈良クラブ 1-0 ヴァンラーレ八戸
FC琉球 2-1 Y.S.C.C.横浜
SC相模原 1-1 大宮アルディージャ