アーセナルは28日、U-17イングランド代表MFイーサン・ヌワネリ(17)とプロ契約を締結したことを発表した。

9歳でアーセナルのアカデミーに入団したヌワネリは、早くからその実力が認められ、14歳の時から飛び級でU-18チームでプレー、15歳になった2022-23シーズンも当初はU-18でプレーしていたが、9月3日のブラックバーンU-21戦でU-21デビューを果たした。

さらに同月18日に行われたプレミアリーグ第8節のブレントフォード戦でトップチームのベンチ入りを果たすと、後半アディショナルタイムにファビオ・ヴィエイラに代わりピッチに入り、プレミアリーグ史上最年少出場記録となる15歳181日でのデビューを果たした。

今シーズンは、U-21チームを主戦場に様々な年代のチームでプレーしており、これまで公式戦14試合で14ゴールを記録。トップチームでは、2月11日に行われたプレミアリーグ第24節のウェストハム戦に出場していた。

プロ契約を結んだヌワネリは、公式サイトで以下のように喜びを語った。

「これまで何年も努力してきた結果、ようやくこのステージに立てたことを嬉しく思う。ようやくここまで来られたことは、僕にとっても家族にとっても誇らしいことだ」

「この舞台に立つのは夢だった。いつこの日が来るかずっと考えていたし、楽しみにしていたから、ついにこの日が来てうれしいよ。考えるまでもなく、ここのみんなは僕の家族だし、ここが家みたいな感じなんだ。みんなが家族のように一緒にいて、みんなが気にかけてくれる。ここは僕にとって特別な場所なんだ」

「僕の周りにいるすべての人たちが、僕を人間として成長させてくれた。ミケル(・アルテタ監督)からのチャンスをはじめ、21歳以下のコーチたち、18歳以下のコーチたち…みんなが僕を成長させてくれた。だから彼らには、本当に感謝しているんだ」