レバークーゼンのスイス代表MFグラニト・ジャカがヨーロッパリーグ(EL)4強入りに満足した。

先週末のブンデスリーガで初優勝のレバークーゼンは18日のEL準々決勝2ndレグでウェストハムのホームに乗り込み、1-1のドロー。前半に許した失点が重くのしかかる展開だったが、89分にジェレミー・フリンポンの一発が生まれ、1-1のドローに持ち込んだ。

だいぶ苦しみはしたが、またも粘り強さを発揮して、2戦合計3-1でローマとの準決勝へ。これで今季開幕からの連続無敗も44試合に伸ばした。

このウェストハムとのリターンレグでも中盤の一角としてフル出場し、ベスト4入りに貢献したジャカはイギリス『TNT Sports』でこう振り返った。

「観客が信じられないぐらいウェストハムをプッシュしていたね。正直に言うと、前半はラッキーだった。後半はまた違うフェーズになって、僕らが試合の主導権を握ったね。全体的に乗り切れて満足だ」

「前半と後半ではまったく異なる試合だった。僕らは競り合えず、すべてのデュエルでウェストハム優勢だったし、ハーフタイムの時点で、同じようなパフォーマンスでは不十分だという認識だったんだ」

「180分で見たら、より優れたチームが勝ち上がったんじゃないかな」

31歳MFはまた、DFBポカールを含め、あと2つのタイトルチャンスに「信じられないこと」とし、全力で挑戦していくと話している。

「クラブ初のリーグトロフィーも信じられないものだったけど、僕らはもっと多くを求めている。この集団には何事にも挑戦するハングリー精神と信念があって、後半に示されたはずだ」

「準決勝に進出して、ここまできたら、(決勝の舞台である)ダブリンに行きたいね。それこそが僕らのやりたい次のステップだ」