ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、レバークーゼン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

18日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでウェストハムはホームにレバークーゼンを迎えた。

無敗でブンデスリーガを初制覇したレバークーゼンを迎えたウェストハム。なりたての王者には1stレグで0-2と敗れており、最低でも2点が必要な状況だった。

試合は13分にマイケル・アントニオがゴールを奪い1点差に。勢いに乗りたいところだったが、チャンスを決めきれず、追加点を奪えない。

すると後半もゴールが遠く、徐々にレバークーゼンが盛り返すことに。シーズン無敗を維持していたドイツ王者は、その強さを見せつけ89分に同点ゴール。1-1のドローに終わり、2戦合計1-3でウェストハムは敗退となった。

試合後、モイーズ監督は選手たちのパフォーマンスを称える中、前半のチャンスを活かせなかったことを悔やんだ。

「選手たちは素晴らしく、そのパフォーマンスは称賛に値する。最初から最後まで素晴らしかった」

「後半はエネルギーを維持することができなかったが、功績は大きい」

「どちらかといえば、前半で3点取るべきだった。チャンスをものにすべき時に、ものにできなかった。それが我々が勝利できなかった最大の理由だ」

無敗のドイツ王者を迎えての一戦。今シーズン無敗という偉業を続けている相手は強かったと振り返るモイーズ監督だが、普段からビッグクラブと対戦しており、ファン・サポーターにレベルの高い試合を見せたかったとした。

「ここにはマンチェスター・シティやリバプールのようなチームが何年にもわたってきており、ビッグチームとの試合をやりたいと常々言ってきた」

「今夜、本当に良い試合を見せられたと思う。ただ十分ではなかった。それが違いとなった」

「彼らは恐らくより高いレベルにあり、ベンチからの出場からさらに多くのものを得ることができるのは間違いなく、今夜もそれが見られた。そのため、前半と同じレベルのエネルギーを維持することが難しくなった」

それでも結果は敗退。負けはしていないものの、1stレグでの結果が影響したウェストハム。ヨーロッパの舞台では、2021-22シーズンはELでベスト4、2022-23シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝と、ヨーロッパでも結果を残している中、さらに上を目指したいと今後に意気込んだ。

「我々はこの3年間を本当に楽しんできたが、これが3度目の準々決勝だった。我々はウェストハムのサポーターに良いレベルのヨーロッパのサッカーを提供し、これまで所属してきた全てのグループで勝利し、今夜は準々決勝に進出するところまで近づいた」

「我々は本当に優れたチームを追い詰めたが、違いを生むにはあと1つ、2つ足りなかった」

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