バルセロナが2選手の売却に向け動きを見せているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。

チャビ・エルナンデス監督の続投が決まり、来シーズンに向けた補強話が盛んに報じられているバルセロナ。しかし、依然として財政難はネックで、選手売却による人員整理が求められる。

バルセロナはここ数週間、サウジアラビアのクラブと会談を行っており、今夏の移籍について話し合っているとのこと。売却候補にブライトン&ホーヴ・アルビオンへレンタル中のスペイン代表FWアンス・ファティ(21)とアストン・ビラへレンタル中の元フランス代表DFクレマン・ラングレ(28)が挙がっているようだ。

1年前にアル・ナスルなどからオファーがあったというラングレは昨シーズンのトッテナム行きに続き、アストン・ビラでプレミアリーグを戦っているが、残留の可能性はほとんどない見通し。バルセロナは契約が残り2年を切る今夏の売却を検討中で、サウジアラビア行きの扉が開く可能性があるという。

また、ケガもありブライトンで苦戦中のファティも将来が不透明。サウジアラビアから多くの関心が寄せられている模様だ。

一方、以前からサウジアラビア行きが取り沙汰されていたブラジル代表FWハフィーニャ(27)に関しては、バルセロナで主力として活躍中。本人も退団を受け入れる様子もなく、移籍の可能性は限りなく低いとみられている。

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