ウェストハムの「38試合74失点」に対し、クラブOBが改善を呼びかけた。

昨季ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制したウェストハム。プレミアリーグでは中位が定位置の彼らだが、ボランチの主将デクラン・ライスが攻守で奮闘しまくり、欧州タイトル獲得という大きな成果を上げた。

迎えた今季、ライス放出でスカッド全体が再編を迫られた結果、プレミア最終順位こそ妥当な9位も、表題の通り38試合74失点。ライスの後釜となったエドソン・アルバレスは31試合出場で11枚ものイエローカードを頂戴した。

国際キャリアも豊富なメキシコ代表アルバレスについては「来季のプレミア順応に期待」として、イギリス『フットボール・インサイダー』でコラムを執筆する元スコットランド代表FWフランク・マカベニー氏は、古巣に対して最終ラインの一掃を訴える。

「38試合で74失点、1試合平均1.9失点…今夏まず最初に手をつけるべきは、4バック全員の売却以外にない。“完全に”新しい4バックにすべきだ」

「ウェストハム史上最悪の守備陣だよ。私なら真っ先にクル・ズマを排除する。まあ最後は必ず全員排除するがね。グレイグ・ドーソン(現ウルブス)が懐かしいよ。彼はここ数年で最高のディフェンダー…できないことは無理にやらないし、そのぶんプレーに無駄がなかった」

「それ(最終ライン)以外の選手を保持し、いまリストアップしている選手を獲得できれば、それなりに良いチームになると思うが、どうだろう」

ウェストハムはプレミア38試合でクリーンシートわずか「5」回。シーズンを象徴する試合としてアーセナル戦の0-6大惨敗が記憶に新しいが、チェルシー、フルアム、クリスタル・パレスにも5失点を喫して敗れている。

おそらくフレン・ロペテギ氏を新監督に迎えるであろう来季は果たして。フラメンゴからブラジル代表DFファブリシオ・ブルーノ(28)の獲得に近づいているとも伝えられる。

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