山梨県内で最も早くハウスで栽培されたサクランボの収穫が南アルプス市で始まりました。

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南アルプス市西野の手塚政広さんの農業用ハウスです。

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18日に収穫されたのはサクランボの高級品種「佐藤錦」で、手塚さんは色つやや熟し具合を確かめながら一粒一粒丁寧に収穫していました。

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今年は3月に雪が降ったり冷え込んだりしたため、ハウスの温度管理に使う燃料が例年より1割以上増え、成熟は若干遅れ気味だということですが、味わいは例年通りに仕上がったそうです。

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手塚政広さん:
「今年は異常気象でやきもきしたが、やっとここまでこぎつけてほっとしている」

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18日に収穫された約2kgのサクランボはあす東京へ出荷され、店頭では80g入りのパックで1500円ほど、一粒100円ほどになると見込んでいます。

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ハウスサクランボは5月上旬に出荷のピークを迎え、県全体で去年とほぼ同じ約3.3tが出荷される見通しです。