日川高校グラウンド人工芝生化へ　同窓会が5000万円を寄付

山梨県立日川高校のグラウンドの全面人工芝化に役立ててもらおうと、高校の同窓会が県に5000万円を寄付しました。

母校のために県に5000万円を寄付したのは県立日川高校の同窓会です。

県や日川高校はグラウンド全面を人工芝にしたい考えで、来年度の事業化に向けふるさと納税を活用したクラウドファンディングで寄付を募っています。

目標金額は今年10月末までに1億3000万円ですが、寄付額は昨年度末で2400万円にとどまっていました。

こうした中同窓会は、部活動を支援するために38年前から貯めてきた基金を活用して5000万円を寄付することを決め、きのう芦澤薫会長が長崎知事に目録を手渡しました。

芦澤会長は「同窓生の思いが詰まったお金です」と挨拶し、長崎知事は「大きな弾みになる」と感謝を伝えました。

これで目標金額は残りおよそ5600万円で県は、今月からふるさと納税の返礼品に県産のシャインマスカットを追加し目標達成を目指します。