南アルプスと北アルプスで山岳遭難が相次ぎ、男性2人の行方が分からなくなっています。

UTY


南アルプスで行方不明となっているのは神奈川県茅ケ崎市の会社員 福井潤治さん49歳です。

UTY

警察によりますと福井さんは4月27日の昼頃、山梨県早川町の伝付峠登山口から南アルプスの蝙蝠岳と農鳥岳を経由するルートで、単独で登山を開始したとみられます。

UTY

しかし、下山予定の5月3日になっても帰宅せず、家族が警察に届け出て、警察と消防が6日朝から捜索を行っていますが、今のところ発見されていません。

一方、北アルプスの長野県・穂高連峰では山梨県西桂町下暮地の会社員 朝倉淳樹さん33歳の行方が分からなくなっています。

朝倉さんは5月3日から4日までに単独で奥穂高岳などに登る予定でしたが、5日になっても帰宅せず、家族が警察に届け出ました。

山梨県内の山では4月27日からの大型連休中に7件の山岳遭難が確認されて、2人がけがをしています。