新潟市江南区の冷房設備工事などを扱う会社が破産したことがわかりました。

民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、新潟市江南区の有限会社「アイ・アール」は2002年に設立され、店舗などの空調や冷蔵設備の工事を手掛けていました。
しかし、業界再編に伴い、取引先だった大手コンビニエンスストアからの受注が減少。また、新型コロナ禍を受けての半導体不足からエアコンなどの商品提供が遅れ、取引の機会も失っていました。
その結果、2023年6月期の売上高は約2800万円にとどまり、赤字を抱え資金繰りが限界に達し、新潟地裁から破産開始の決定を受けました。