7.13水害と中越地震という、2004年に県内を襲った2つの災害から今年で20年です。防災への思いを新たにする催しが、26日開催されました。

大雨により三条市の五十嵐川などが決壊し、県内で15人が犠牲になった7.13水害。三条市で洪水の発生に備えて訓練が行われました。
■入澤芽生記者
「救助されます。」

浸水した家屋の住民をヘリで救助する演習や、堤防の決壊を防ぐため土のうを積む作業。県や三条市など、66の機関が連携を確認しました。
■松﨑竹史副所長
「地域の防災意識の向上が図られるような取り組みを、今後も実施していきたいと考えております。」


そして同じく、2004年10月23日に発生した中越地震。長岡市山古志は当時、全村避難を強いられ牛も空輸で運ばれました。5月26日は、全国の闘牛や関係者が集まって“闘牛サミット”が開催されました。山古志では10年ぶり。復興支援への感謝を伝えました。
■観客
「地域の皆さんの頑張りを子どもたちにも伝えていけたらと思っています。」
■山古志闘牛会 松井富栄会長
「同じ伝統文化を共有して楽しんでくれる方が、こうやって来てくれることが地域の発展や活力になると思う。」

1000人余りが訪れ、激しい取り組みに歓声が上がりました。