■前回のあらすじ
独身だと言われ既婚者の元山モトと結婚の約束までしていた主人公。既婚者と判明後は、彼の妻に慰謝料請求を申し立てられ、窮地に。しかし弁護士の力を借り、慰謝料請求をまぬがれるのでした。彼との関係はすべて終わったと思っていたものの…数年後、再びモトが目の前にあらわれます。「警察が来るから」と強気に出ると、怯えた様子でその場を立ち去ったモト。しかしその日の深夜に、モトは主人公の自宅に押しかけ、インターホンを鳴らし続ける事態に。110番に助けを求めると、モトは警察に連行されていくのでした。モトが逮捕されるかをたずねると逮捕までは難しいと話す警察官。それを聞いた主人公は、接近禁止命令が出せるかどうかをさらに確認すると、今の段階では出さないほうがいいと告げられ…。警察官は相手が逆上して襲いに来る可能性を示唆し、モトへの警告とパトロールの強化を約束するのでした。

■事件以来、生活は一変し…




■モトの影に怯える日々

あの事件以来、常に何かに怯えながら生活するようになった主人公。カーテンを閉めて、家に閉じこもる生活が続きます。

モトが再び家に来ることはありませんでしたが、早くこの場所から立ち去りたいと必死に物件を探す主人公。

焦る日々を過ごす中、1本の電話がかかってきて…?


(尾持トモ)