■これまでのあらすじ
亜美は拓馬を家事育児に非協力的な夫だと思っている。一方、拓馬も愚痴ばかり言う亜美を要領の悪い妻だと思っていた。お互いに不満を抱くなか、拓馬は亜美のママ友の優子と出会う。優子は妻とは大違いで、美人な上に気配り上手。趣味も合い、拓馬は優子に惹かれていった。
2家族で旅行に出かけた夜、妻が酒に酔って寝た後で、気持ちを押さえられなくなった拓馬は優子にキスしようとしてしまう。逃げられはしたが、嫌がられてはいないと手応えを感じる拓馬。
しかし、その日から、優子は拓馬のことを避けるようになった。会えない日々に耐えられなくなった拓馬は、悪友にそそのかされ、ライブへのお誘いのメッセージを妻に内緒で優子に送ってしまう。
数日後、返事を待ち焦がれる拓馬に、亜美が怖い顔で「話がある」と言いだして…。






妻は、俺が優子ちゃんをライブに誘ったことを知っていました。優子ちゃんが相談したそうです。
だけど、大丈夫。こういうときこそ、堂々としていればいい。ライブに誘っただけ、と俺は開き直ることにしました。
ただ、ちょっと気になったのは、妻の「優子にまったく相手にされてない」「みっともない」という言葉です。
優子ちゃんは俺を嫌ってはいないはずなのに…。
一気に距離を詰め過ぎてしまったのが裏目に出たのかもしれません。
本気で怒っている妻を適当になだめて、俺はほどほどで話を切り上げました。しばらくはおとなしくしていよう。そして、別の作戦を考えよう。
そう思っていたのに、妻が実家へ帰ると言い出して…。
※この漫画は実話を元にしたフィクションです


原案:ウーマンエキサイト編集部、脚本:せりママ、イラスト:のばら
(ウーマンエキサイト編集部)