■これまでのあらすじ
瑞希の義両親はスープの冷めない距離に暮らしている。義母は控えめで優しいのだが、瑞希は頑固な義父が苦手だった。というのも、義父は謝ったら死ぬタイプ。息子である夫の言葉さえも聞く耳持たず、すぐに逆キレして反省をしない。義母が入院することになっても、義父は準備を瑞希夫妻に丸投げして、自分は妻がいない間の食事の心配ばかり。「親の面倒を見るのは子の役目」という義父に押し切られ、夕飯は瑞希夫婦の家で用意することになったのだが、瑞希が育児に追われて大変ななか作った料理に義父はダメ出しの嵐。しかも、昼飯まで食べに来たので外食することにすれば、お店での態度もひどいもので…。
自分が注文を間違えたのに謝るどころか怒り出す義父。瑞希はイライラを溜め込むのだった。








地獄のようなランチタムから帰宅した途端、お義父さんは夕飯に「天ぷらが食べたい」と言い出しました。油が飛んだら危ないし、片付けも大変なので、我が家ではしばらく揚げ物はやっていなかったんですが、そんなこちらの事情なんてお構いなし。
しかも、今日は料理ばかりか、お皿にまで文句をつけられました。ハイハイ、スミマセンネ。

お義父さんは目につくものすべてをこき下ろさないと気が済まないのか、やがて夫にまでネチネチと難癖をつけだして…。
家事にも育児にも積極的に参加してくれる優しい夫を責めるなんて許せない。もう我慢の限界でした。

はい、もう黙ってないからね。


※この漫画は実話を元に編集しています
脚本:日野光里、イラスト:華緒はな
(フィクション・スタジオ)