俳優のカン・ギョンジュンを不倫男と名指しし、A氏が提起した損害賠償訴訟が、従来の裁判所から他の裁判所に移送される。

10日、スターニュースはソウル中央地裁第209民事単独が9日、A氏がカン・ギョンジュンを不倫男と名指しして提起した損害賠償訴訟を移送することにしたと報道した。

A氏は昨年12月、カン・ギョンジュンに対して5000万ウォン(約550万円)相当の損害賠償請求訴訟を提起したことがある。 裁判所は調停事務の遂行日を今月17日に決めたが、A氏はこれに出席しないという欠席理由書を提出したのに続き、訴訟移送申請書を出して合意の意思がないことを示した。 裁判所は該当訴訟を移送し、事実上A氏が妻を相手に提起した離婚訴訟と併合される可能性が高いと伝えられている。

カン・ギョンジュンは2018年に女優のチャン・シニョンと結婚し、2人の息子がいる。 カン・ギョンジュンの訴えが知らされたのは1月だ。 当時、あるメディアはカン・ギョンジュンが昨年12月、既婚者A氏と不正行為を行い、5000万ウォン相当の損害賠償請求訴訟に巻き込まれたと報道した。

この間、様々な番組を通じて「愛し上手」のイメージを固め、子供たちも公開したカン・ギョンジュンだったため大衆の衝撃は大きかったが「敏感な事案であるだけに状況を慎重に見守らなければならない」という意見が多かった。 所属事務所のK-STARグローバルENTもやはり「誤解の素地がある。 順次対応する予定だ」という立場を明らかにした。

しかし、カン・ギョンジュンが既婚者A氏と交わした会話がマスコミに公開され、一波万波の議論が大きくなった。 露骨なメッセージで事態が広がっているにも関わらず所属事務所は「俳優個人の私生活に関連した内容であり会社として答える部分がない」と言葉を慎み、以後ついにカン・ギョンジュンとこれ以上専属契約満了議論も続かないとし事実上“損切り”の動きを見せる雰囲気だった。

所属事務所に続き、カン・ギョンジュン本人もSNSを閉鎖、個人的な交流の窓口も遮断し、立場表明なしに事実上行方をくらましている状況だ。