去年夏の豪雨災害により一部の区間で運休が続いているJR山陰線についてです。

JR西日本は、来月22日から部分的に運転を再開する見通しである事を明らかにしました。

=JR西日本広島支社広岡研二支社長=「山陰線の長門市と人丸の駅の間それから滝部と小串の駅の間6月22日土曜日の始発列車から一部列車の運転を再開させていただきたいというふうに思っているところでございます」JR山陰線は、去年夏の豪雨災害で橋梁が傾くなどして長門市駅と小串駅の間が運休となっています。

来月22日から運転が再開される見込みなのは長門市駅と人丸駅の間と、滝部駅から小串駅の間の2区間です。

運転を再開するのは通学時間帯など利用者が多い時間帯に限られていて当面は、代行バスも引き続き運行するということです。

また、被害が大きい人丸駅と滝部駅の間は、復旧に1年半程度かかるとし、来年度中の再開を目指したいとしています。

一方全線運休が続く美祢線は引き続き復旧の見通しは立っていないとしたうえで、被災前から利用者が伸びていない状況の中で美祢線のあり方について地域の人と議論していきたいとこれまでと変わらぬスタンスを示しました。