16日の県内は高気圧に覆われて気温が上昇したが、午後になると気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の所があった。山形地方気象台の22観測地点のうち8地点が真夏日(最高気温30度以上)となった。32.3度を観測した山形は6日連続となった。

 同気象台によると各地の最高気温は東根と米沢31.4度、高畠31.1度、新庄30.9度、村山30.5度、酒田29.0度など。全般に平年を3〜6度上回り、7月下旬並みの所が多かった。東根、米沢、高畠、新庄、村山は5日連続の真夏日となった。

 山形市の西公園では午前中から強い日が差し、持参したテントや木陰で休みながら遊ぶ親子連れが多く見られた。

 各消防本部によると、熱中症の症状で午後5時までに、男子中学生が軽症疑いで救急搬送された。川西町で、中学校総合体育大会のバレーボール競技に参加していたという。

 17日の県内は、初め曇りや雨の降る所があるが次第に晴れる。最高気温は28〜31度の見込み。