昨年4月の東京都江東区長選で公職選挙法違反(買収など)に問われた木村弥生・前区長(58)の公判が24日、東京地裁であった。検察側は懲役1年6月を求刑し、弁護側は寛大な判決を求めて結審した。判決は6月14日に言い渡される。

 木村被告は3月18日の初公判で、買収と違法なインターネット広告掲載の起訴事実を認めていた。

 区長選を巡っては、柿沢未途・前衆院議員(53)(有罪確定)や柿沢前議員の秘書、区議ら計9人が同法違反で起訴(在宅、略式を含む)された。