大谷翔平は代打で交代

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地パドレス戦に「2番・DH」で先発し、3打数無安打1四球で5-0の勝利に貢献した。しかし、腰の張りで大事を取り、9回に代打を送られて交代。日本人ファンは「エンゼルスだったら出続けたと思う」と指摘している。

 この日の大谷は左飛、左飛、四球、投ゴロ。第5打席が回ってきた9回に代打を送られた。今季3度目の途中交代となった。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は、試合後番組でデーブ・ロバーツ監督の会見を放送。指揮官は「無理はさせたくなかった」と腰の張りで交代させ、心配度合いは「最小限だ」と軽症を強調した。

 13連戦の2戦目。今季41試合のうち、大谷は40試合に出場し、打率.352、11本塁打など活躍してきた。大事に至らないことが願われる中、日本人ファンは大谷ならではの意外な視点で注目。Xには「エンゼルス時代とは違って無理しないのが偉い!」「戦力的余裕がある」「ドジャースだから大丈夫」「エンゼルスのままだったら腰の張り程度だったら出続けたと思う」と感心や安堵の声が上がった。

 昨季まで所属したエンゼルスではチーム状況や自らの意思を踏まえ、多くの試合に出場してきたとされている。特に昨季は脇腹痛で“悪夢”を見たファンも多く、層の厚いドジャースとの違いを指摘する人もいるようだ。ダルビッシュ有が先発予定の12日(同13日)のパドレス戦について、指揮官は「変わる可能性があるが、おそらく休みを与えることになるだろう」と欠場も選択肢に入れていた。

(THE ANSWER編集部)