才木はDeNA戦で4安打完封で4勝目を挙げた

■阪神 1ー0 DeNA(12日・横浜)

 阪神・才木浩人投手が12日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦に先発し、9回を4安打無失点の完封勝利。128球の熱投で4勝目をあげた。防御率1.60と安定感を増す右腕にファンも「大エースすぎ」と大絶賛だ。

 前日11日は最大7点あったリードをひっくり返される後味の悪い試合だったが、25歳右腕は嫌な流れを引きずることなくマウンドに仁王立ち。2回に2死一、三塁のピンチを招いたが、京田陽太内野手を中飛で切り抜けた。

 才木は2020年オフに右肘の内側側副靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、2022年に復帰すると、無双シーズンの連続。同年は9試合ながら4勝1敗で防御率1.53、昨年は19試合で8勝5敗、同1.82、そして今季もここまで7試合で4勝1敗、同1.60と術後は3年連続で防護率1点台と圧倒的な成績を残している。

 ファンも蘇った才木の好投に歓喜。DAZNが公式X(旧ツイッター)にこの日の勝利の瞬間の動画を投稿。SNS上には 「トミージョンは強化手術」「大エース才木がバレました」「大エースすぎ」「尻上がりにストレートズバズバ」「頼もしすぎる」といった声があがっていた。(Full-Count編集部)