マツダは、コンセプトカー「MAZDA SPIRIT RACING 3 concept(マツダ スピリットレーシング 3 コンセプト)」を、2024年4月11日より同5月6日まで、青森マツダ自動車 青森店(青森県青森市)において実車展示します。

ベース車には設定がない「2.5リッターターボ」搭載!?

 マツダは、コンセプトカー「MAZDA SPIRIT RACING 3 concept(マツダ スピリットレーシング 3 コンセプト)」を、2024年4月11日より同5月6日まで、青森マツダ自動車 青森店(青森県青森市)において実車展示します。

 マツダ スピリットレーシング 3 コンセプトは、マツダのモータースポーツ部門であるマツダスピリットレーシングが手がけるスペシャルモデル第二弾のコンセプトカー。

 2024年1月に開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」で初公開されました。

 ベースは、「MAZDA3」のハッチバックモデル「MAZDA3 ファストバック」。

 MAZDA3はマツダの世界戦略モデルで、初代は2003年に登場。日本では当初「アクセラ」の名称で販売されていたものです。

 2019年に国内デビューした4代目の現行モデルからは、日本においてもグローバルの車名と統一しました。

 マツダ スピリットレーシング 3 コンセプトのベースである5ドアハッチバック“ファストバック”のほか、4ドアの「セダン」がラインナップされています。

 パワートレインは、1.5リッターガソリンエンジンのほか、2リッターマイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G 2.0」「e-SKYACTIV X 2.0」、そして1.8リッターディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.8」と幅広い選択肢があります。

 マツダ スピリットレーシング 3 コンセプトは、これらのベースモデルに対しパフォーマンスを大幅に高めています。

 その狙いは、日常では上質な乗り味とし、サーキットではより意のままに操れるクルマの実現を目指した「街中からサーキットまで楽しく走れるクルマ」です。

 マツダスピリットレーシングがスーパー耐久レース活動を通して培った、足回りやエアロダイナミクスのノウハウをもとに、内外装に反映しているといいます。

 現段階で詳細なスペックについては明らかにされていませんが、ベース車には設定がない高性能な2.5リッターターボエンジンが搭載される模様です。

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 なお会場では、「ロードスター マツダスピリットレーシング RSコンセプト」も同時に展示されます。

 マツダ スピリットレーシング 3 コンセプトとともに東京オートサロン2024に登場したスペシャルモデルのコンセプトカーで、2024年1月下旬に発売された改良版のマツダ「ロードスター」をベースにしています。

 ソフトトップのND型(現行)ロードスターでは国内初となる2リッターエンジンを搭載したもので、今後の市販化も視野に入れているとしており、こちらにも注目が集まります。