日本最大の湖で、「近畿の水瓶」とも呼ばれる琵琶湖。そんな琵琶湖を手のひらサイズで楽しめるお土産「びわこフィナンシェ」が、県内の高速SAや宿泊施設などで順次販売されている。

「びわこフィナンシェ」を販売するのは、滋賀県でお土産を製造・販売する会社「滋賀宝」(滋賀県栗東市)。これまで草津メロンを使ったゼリーや近江牛を使ったビーフパイなど、県の特産品を活かしたお土産を手掛けてきた同社だが、今回は視点を変えて「滋賀らしい形」に着目したという。

担当者は、「琵琶湖の形をしたお土産菓子が少ないため、滋賀県が誇る『持って帰れる琵琶湖』があれば面白いのではないかと思いました」と開発経緯を語る。

素材も地産地消にこだわり、滋賀県産小麦「びわほなみ」を100%使用した小麦粉「淡海人」と、滋賀県産の鶏卵を使用。発売にあたり、担当者は「これから『滋賀県のお土産といえばびわこフィナンシェ』と言われるよう、社員一同心を込めて製造販売していく所存です!」と意気込みを寄せた。

「びわこフィナンシェ」(3個入・540円、5個入・832円、8個入・1296円)は、4月1日より大津SA下りや琵琶湖グランドホテル、アウトレット竜王、彦根みやげ本陣、道の駅米プラザなど県内を中心に販売中。生産体制が整い次第、拡販する予定だという。